他銀行でも、海外送金と国内送金を比べると手数料が段違いに高いです。
受け取るだけにも手数料がかかったりと無駄な手数料が発生してしまうのですが、TransferWiseはその手数料が非常に安いのでおすすめです。
この記事では海外送金時に発生する手数料、TransferWiseの手数料の説明や他銀行との比較をしていきます。
海外送金時で発生する手数料とは
海外送金をするときに発生する手数料は主に下記4種類です。
・送金手数料:送金する銀行に対して発生する手数料
・為替手数料:銀行が採用する為替レートの中に含まれている手数料。実際の為替レートではなく手数料が上乗せされたレートなので隠れ手数料とも呼ばれる
・中継銀行手数料:銀行から海外銀行に送金するときには、ほぼ1社以上の銀行を経由しており、その銀行に対して発生している手数料
・受け取り手数料:受け取った銀行が、受取人に対して掛かる手数料
こうみると、送金だけでも手数料だらけですね。
特に中継銀行手数料については知らなかったという方も多いのではないでしょうか。
TransferWiseで発生する手数料とは
それではTransferWiseを使った際に発生する手数料について見てみましょう。
TransferWise | 他銀行 | |
送金手数料 | TransferWiseが定める手数料(ホームページで計算可能) | 銀行が定める手数料 |
為替手数料 | 無料 | 銀行が定める手数料 |
中継銀行手数料 | 無料 | 銀行が定める手数料 |
受け取り手数料 | 無料 | 銀行が定める手数料 |
このようにTransferWiseでは、送金時に発生する送金手数料しかかからないので手数料が安く収まるのです。
背景としては、TransferWise独自の送金方法にあります。
通常の海外送金は「SWIFT」と呼ばれる送金方法を採用しており、中継銀行を経由して送金が完了します。
対してTransferWiseは各国に口座を持ち、全て国内送金にしているので為替手数料などが発生しない仕組みとなっています。
TransferWiseと主要銀行の手数料を比較
それでは各主要銀行と、TransferWiseの手数料比較をしてみましょう。
日本からアメリカへ1000ドル送る場合の手数料を例としています。
送金手数料 | 中継銀行手数料 | 為替手数料 | トータル手数料 | |
TransferWise | 930円 | × | 実際のレート | 930円 |
みずほ銀行 | 5000円 | 2500円 | 独自レート | 7500円+為替手数料 |
りそな銀行 | 6000円 | 2500円 | 独自レート | 8500円+為替手数料 |
楽天銀行 | 750円 | 1000円 | 独自レート | 1750円+為替レート |
このように、手数料に関しては圧倒的に安くなるので、海外送金はTransferWiseがおすすめです。
送金手数料は送金する金額によって変わってくるのて、実際にTransferWiseのサイト内で試算することもできます。