海外を拠点にしたオンライン書籍販売サービス「Book Depository」は、日本から洋書を買う際には要チェックのサイトとなっています。
その豊富なラインナップはさまざまなユーザーにとって魅力的であり、Book Depositoryをきっかけに洋書を読み込む習慣を身につけることができるかもしれません。
しかしネット通販といえば大手の「Amazon」があるため、「Amazonだけで十分なのでは?」と疑問を覚える人も多いでしょう。
そこでこちらではBook DepositoryとAmazonを徹底比較して、洋書を買う場合にはどちらを優先すべきかを解説していきます。
Book Depositoryの商品はAmazonでも購入できるが……
まず最初に、Book Depositoryは2011年にAmazonによって買収されたため、両者は共存関係にあるのが現状です。
Amazon内にも既にBook Depositoryの「公式ストア」があり、さまざまな洋書が購入可能となっています。
そうなるとなおさら、「Amazonだけで十分なのでは」と感じられますが、Book Depositoryには独自のメリットがたくさんあるので、将来的な展望を考えると公式サイトの利用がおすすめされるのです。
洋書をなるべくお得に、継続的に購入できる媒体を求めているのなら、この機会にBook Depositoryのメリットを確認しておきましょう。
Book Depositoryの公式サイトを利用するメリット
Book Depositoryの公式サイトを利用することには、以下のようなメリットがあります。
- お得な価格で書籍を購入できる
- 見やすくて検索しやすいUIが読書のモチベーションを下げない
- PayPalでの簡単決済が可能
- 海外からの発送でも送料がかからない
これらのメリットは利用者にとって非常に大きなポイントになるため、目的の商品がBook DepositoryにあるのならAmazonよりも公式サイトを利用すべきでしょう。
特にBook Depositoryの独自セールによる価格の差は魅力的で、タイミングが合えばお得に洋書を購入できます。
例えば「The Man Who Mistook His Wife for a Hat」を例にしてみると、
Book Depository:679円
Amazon:1,194円
となり、価格が大きく変わります。(2019年8月時点の価格)
<Book Depository>
<Amazon>
その他にもBook Depositoryでは多くの書籍がセール対象となっているので、それぞれを比較するとより魅力的な商品を見つけられるでしょう。
セール対象商品はトップのメイン画面や、カテゴリーの「Bargain Shop」からチェックできます。
書籍一冊だけの購入でもBook Depositoryでは送料がかからないので、セールをこまめに確認していけばコストを抑えながらほしい本を手に入れていくことが可能でしょう。
またBook Depositoryは書籍の販売に特化したサイトであるため、検索のためのユーザーインタフェースに力が入れられています。
豊富なカテゴリーを参考にして検索ができるので、自分の好きなジャンルから意外な書籍を見つけるきっかけも得られるでしょう。
タグを使った詳細検索も可能で、クリックだけで作家や翻訳者の関連書籍を一覧にすることができます。
探しやすくて発見しやすい環境が整っているので、Book Depositoryは日常的に利用したくなるサイトでもあるのです。
さらに決済サービス「PayPal」による簡単決済が利用可能であるため、改めてBook Depositoryに住所やクレジットカード番号を入力しなくても買い物ができます。
個人情報を登録したくないという人も、PayPalを使えば安心して購入を進められるでしょう。
2019年8月現在、AmazonはPayPalでの買い物に対応していないので、これもBook Depositoryの持つひとつのアドバンテージとなります。
これらの点から洋書を購入するために通販サイトを利用するのなら、AmazonよりもBook Depositoryを優先することがおすすめされるでしょう。
まとめ
Amazonは多くの商品を網羅した便利な通販サービスであることに変わりはありませんが、洋書というジャンルに絞り込むのなら、Book Depositoryの公式サイトを使う方が多くのメリットが得られます。
日本国内からでも簡単に登録と実際の購入まで進むことができるので、この機会に「洋書はBook Depositoryで買う」と役割を分けてネット通販を利用してみてはいかがでしょうか。