オンラインの海外送金サービスで調べているとほとんどのサイトで「TransferWise」がピックアップされていますね。
実際に海外送金をするのでれば、手数料などを含めてもTransferWiseが一番おすすめです。
この記事ではTransferWiseの仕組みやメリットについて解説致します。
TransferWiseとは
創業 | 2011年 |
本拠地 | ロンドン |
拠点 | 8ヵ国 |
送金できる国数 | 58ヵ国 |
TransferWiseとは2011年に、ロンドンでクリスト・カーマンとターヴェット・ヒンリクスが創業したオンライン上で操作を行う送金サービスです。
送金を全て国内送金で行うことで、為替手数料が発生せず手続き手数料のみしかかからないので他の送金サービスより安く送金することを可能にしました。
TransferWiseの手数料が安い仕組み
なぜ海外送金をTransferWiseは国内送金で行うことができるのでしょうか。それは独自の送金方法を採用しているからです。
通常の海外送金は「SWIFT」と呼ばれる送金方法を採用しています。
SWIFTのお金の流れとしては、日本からアメリカに送金することを例とすると
日本の送金銀行
↓
中継銀行①
↓
中継銀行②
↓
アメリカの受取銀行
となるように、送金手配を行った銀行から受け取る銀行までに何社も経由して送金が完了します。
対してTransferWiseの送金方法は
日本の送金銀行
↓
日本にあるTransferWiseの銀行口座
アメリカにあるTransferWiseの銀行口座
↓
アメリカの受取銀行
このように中継銀行を介さず、日本のTransferWiseに送金完了したらすぐにアメリカのTransferWiseから受取口座へ送金をします。
何社も通していないことから、スピード感も実現したのです。
TransferWiseを使うメリット
ここからは、TransferWiseを使うメリットをご紹介致します。
TransferWiseは送金手数料が安い!最大で8倍も!
海外送金をする際にかかる手数料としては「銀行が定めたレートで交換(通常の為替レートより上乗せされたレート)」「送金手数料」この2種類が掛かっています。
実際には手数料の他に、割高レートでの交換があるのでこの部分を隠れ手数料と呼ばれています。
TransferWiseにはその隠れレートが無く、他ルートよりも最大で8倍も安く送金することができるのです。
TransferWiseで送ると着金まで早い
上項で解説させていただいた仕組みを理解していれば、他銀行とは着金までのスピードが違うことはご理解いただけたかと思います。
ここで、アメリカの口座に送金する場合にかかる日数を各銀行と比較してみました。
データは各銀行に掲載されているデータを参考にしています。
TransferWise | 送金後1~2営業日 |
楽天銀行 | 送金日から1日~3日 |
ゆうちょ銀行 | 申込日から4〜6日 |
三井住友銀行 | 記載無し |
三菱UFJ銀行 | 記載無し |
みずほ銀行 | 記載無し |
調べていると、楽天銀行も早かったのですがデータ的にはTransferWiseの方が早かったです。
しかも手数料も安いので、海外送金であればTransferWiseがおすすめです。